鎌倉・円覚寺と建長寺を歩く 郷土文化会

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 西東京市郷土文化会の6月例会は6日、鎌倉五山の第二位・円覚寺と第一位の建長寺を巡った=写真円覚寺山門。

 30人が参加し、JR湘南新宿ライン北鎌倉駅下車。東口から1分で円覚寺の参道入り口に着き、午前11時ごろから約1時間、境内を歩いた。

 社会科見学の児童が大勢来ていて、力士たちの姿も見られた。若い僧たちが梅の実を収穫していた。

長い階段を上り、鎌倉で最大という国宝の釣り鐘を見に行った。鐘を突く撞木(しゅもく)の先の朽ち具合から、除夜の鐘を鳴らせるのが不思議に思えた。

この時、「ヘビよ、ヘビっ」と近くで声が上がり、人々は弁天堂の前の木を見上げていた。ヘビが枝に体を巻き付けて脱皮していた。このあと、建長寺では仏堂のそばで白いヤモリと、鶴岡八幡宮の白旗端神社の近くでリスと出合い、鎌倉の自然の豊かさをあらためて知る。

ヘビの夢も白いヤモリも「吉兆」と言われるが、さて。

円覚寺から建長寺までは歩いて約20分。境内の主だった伽藍(がらん)を巡り、唐門の前で記念の集合写真を撮った。両寺ともアジサイはまだほんの一部が咲き始めたばかりだ。

建長寺から10分余り歩き、観光客や修学旅行生などでにぎわう鶴岡八幡宮に入り、午後1時過ぎ、源平池の前で解散した。関東地方も翌日梅雨入りしたが、この日は晴れ間が多く、ひんやりした風も心地よく、上々のウオーキング日和に恵まれた。(写真下は円覚寺の釣り鐘、鶴岡八幡宮で出合ったリス)
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