全員がそろった午前10時半すぎ、目黒駅西口を出発。急な行人坂を下り、大円寺に立ち寄る。江戸三大火事の一つ「行人坂火事」の犠牲者を供養する五百羅漢の石像や「とろけ地蔵」、八百屋お七の冥福を祈り鉦(しょう)をたたきながら念仏行をする西運(吉三)の姿を刻んだ碑などを見た。
東京のサクラの名所・目黒川を渡り、日本三大不動の一つ、目黒不動尊へ。本堂正面の男坂の階段を上り、本堂で参拝した後、裏に回って野外に座る銅製の大日如来像を眺めた。その裏の墓地の一角に、江戸中期の儒者でサツマイモ栽培を奨励したことで知られる青木昆陽の墓があった。
公園管理事務所での休憩を含めて1時間余り、園内の様々な樹種を観察。南門から出て午後1時ごろ、武蔵小山駅西口で解散した。この日の都心の最高気温は37.1度を記録した。(下の写真は左から大円寺の石仏群、青木昆陽の墓)