市のウオーキング1回目、板橋区・東京大仏へ

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 西東京市主催の市民体力づくり教室ウオーキングは日曜日の67日、今年度の1回目があり、初夏のさわやかな陽気の下、市民約50人が東京大仏板橋区)=写真=を目当てに歩いた。
 
 西武池袋線ひばりヶ丘駅に集合し、都営地下鉄三田線高島平駅からスタート。北へ徒歩5分ほどの区立徳丸ヶ原公園でストレッチで体をほぐし、こども動物園をさっと見学。ヤギやインコ、模様の違う数多くのモルモットなどに癒やされる。
 
 さらに北の荒川戸田橋緑地方面へ向かい、風が心地よい堤防道路をしばし西に歩いて中央卸売市場板橋市場の東側に下りた。高島平団地を左に見て「高島高校前」交差点を左折し、都立赤塚公園の緑陰で休憩を取った。
 
 赤塚公園は休んだ所が運動公園のある中央地区で、首都高5号線を挟んだ南側にも東西に長く緑地が延びている。西の大門地区には区の花ニリンソウの自生地があるということだが、花の時期はとうに過ぎており、他の野草の繁茂もあってそれらしい場所は見つからなかった。
 
 新大宮バイパスをまたぐ歩道橋を渡り、赤塚溜池公園の梅林で昼食。食事の後、すぐ近くの高台にある赤塚城跡を見たり、区立郷土資料館で「こけし」の企画展を見学したりする人もいた。
 
 午後の部はいよいよ東京大仏のある乗蓮寺へ。座像で青銅製の鋳造大仏では奈良、鎌倉のものに次ぐ大きさとされ、高さは13メートル。建立は1977年と新しく、黒光りするきれいな姿を多くの人がカメラに収めていた。
 
 境内には「がまんの鬼」や「三途の川の番人 奪衣婆」などユニークな石造物が多く、参加者の興味を集めた。遺体が発見されていない冒険家植村直己の墓も見た。
 
 このあとはハンゲショウの葉の半分が白くなり始めた赤塚植物園、日本で最初に西洋式砲術の訓練を指揮した高島秋帆を顕彰する、砲筒形の記念碑のある松月院に立ち寄った。
 
 赤塚中央通りを南へ歩き、東武東上線下赤塚駅地下鉄赤塚駅で解散した。高島平駅下赤塚駅を歩いた距離は約8キロ、所要時間は約4時間30分。
 
 市のウオーキングはこのあと、11月ごろと来年1月の七福神巡りの2回が予定されている