西武池袋線ひばりヶ丘駅に集合し、都営地下鉄三田線高島平駅からスタート。北へ徒歩5分ほどの区立徳丸ヶ原公園でストレッチで体をほぐし、こども動物園をさっと見学。ヤギやインコ、模様の違う数多くのモルモットなどに癒やされる。
さらに北の荒川戸田橋緑地方面へ向かい、風が心地よい堤防道路をしばし西に歩いて中央卸売市場板橋市場の東側に下りた。高島平団地を左に見て「高島高校前」交差点を左折し、都立赤塚公園の緑陰で休憩を取った。
赤塚公園は休んだ所が運動公園のある中央地区で、首都高5号線を挟んだ南側にも東西に長く緑地が延びている。西の大門地区には区の花ニリンソウの自生地があるということだが、花の時期はとうに過ぎており、他の野草の繁茂もあってそれらしい場所は見つからなかった。
午後の部はいよいよ東京大仏のある乗蓮寺へ。座像で青銅製の鋳造大仏では奈良、鎌倉のものに次ぐ大きさとされ、高さは13メートル。建立は1977年と新しく、黒光りするきれいな姿を多くの人がカメラに収めていた。
境内には「がまんの鬼」や「三途の川の番人 奪衣婆」などユニークな石造物が多く、参加者の興味を集めた。遺体が発見されていない冒険家植村直己の墓も見た。