<西東京市議会>生産緑地指定 面積引き下げる条例案 委員会可決

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 市議会の建設環境委員会は12
11日、生産緑地に指定できる面積を現行500平方メートル以上から300平方メートル以上に引き下げることを主な内容とする条例案を全会一致で可決した。

 本会議でも可決される見通し。施行は来年41日を予定している=写真は谷戸町の生産緑地

 市の説明によると、対象となる農家は約50戸で、合計面積は2.4ヘクタール。すでに指定を希望する農業者がいるという。

 生産緑地制度は30年間の営農を条件に農地が宅地並み課税から外される。都市部に残る緑地を守るのが狙い。今年の法改正に伴い、面積要件が300平方メートルを下限として条例で定められることになった。

 市内では115ヘクタール(11月現在)が生産緑地の指定を受けているが、従事する人の高齢化や後継者がいないなどの理由から毎年2~3ヘクタールの減少が続いている。