シニアにも楽しいイルカショー 千葉・鴨川

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 趣味の活動で知り合ったシニア世代の男性がつくる旅行会「SE会」が478の両日、千葉県鴨川市を訪れた=写真は鴨川シーワールドのイルカのパフォーマンス。

 電車は東京―安房鴨川発着のJR外房線「特急わかしお」、宿泊は鴨川ユニバースホテル、鴨川シーワールドの入場券付きで2万1100円の「テーマパック」商品を利イメージ 2用した。参加は6人。

 1日目は安房鴨川駅北口から無料送迎バスで鴨川シーワールドへ。イルカのパフォーマンスは午前午後2回ずつあり、午後1回目(12時半)に間に合った。

 スタンド席はすでに満席。ゴンドウイルカとカマイルカの計4頭がハイジャンプや体をひねるスピンジャンプ、並行してのスピード泳ぎなどを20分余り見せてくれた。

 レストランで割高感のある食事をとったあと、北極海周辺に生きる白い体のベルーガシロイルカ)と人との水中交流などを見て、イルカの知能の高さと飼育員の苦労をあらためて実感。

バスで安房鴨川駅に戻った。駅にはホテルのマイクロバスが迎えにきた。ホテルの夕食は品数の多さに満足。だが、バーでのカラオケは料金が高いので断った。

 翌朝は路線バスで太海フラワーセンターへ。温室でキンギョソウブーゲンビリアなどの花、様々な種類のサボテンを見て「海の釣り堀」に出た。

 途中、カフェはテーブルがなく空っぽ。釣り堀は水が浅く魚がいない。トイレや切符売り場の建物は壊れ方がひどく、「さては廃業寸前」と疑ったほどだ。

 土産物屋の店員に聞くと昨年秋の台風と高波で壊滅的な打撃を受けたという。市が施設を造り、民間業者が運営する方式のため、復旧が遅れているようだ。

 フラワーセンターからJR太海駅まで歩き、1駅だけ電車に乗り、安房鴨川駅に戻った。駅前の観光案内所で近くの見どころと食事場所を聞き、15分ほど歩いて鴨川市郷土資料館・文化財センターに着いた。

 古墳時代の舟形石棺などの考古資料、仕事の歴史民俗資料、地元が生んだ政治家の水田三喜男コレクションなどを見て回ったが、とりわけ彫り物大工・伊八の作品は関心を集めていた。

 駅近くの和食の店で海鮮丼を食べ、料理と酒類を追加して、電車の発車まで余った時間を調整したのだった。(下の写真は左から、太海フラワーセンターのサボテン園、鴨川市文化財センターの舟形石棺)
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