<農業講座日記>カブ、春菊 最後の収穫(2月4日)

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最後の収穫となったカブなどの野菜を分配する受講者

 講座31回目の2月4日は畑への集合が予定より1時間早まり、午前9時となった。立春のこの日は最高気温が3月上旬の13度と予想され、朝の冷え込みも厳しくなかった。

 

 先生から指示された作業は、残っているカブと春菊を全部収穫し、ホウレンソウは大きいものを収穫、玉ネギとメキャベツに追肥をするというもの。

 

 これに先生が出荷するはずだったニンジンが生徒に分けられることになった。暖冬の影響でニンジンの価格が安く、需要も少ないという。ちなみに直売所では中程度の太さのもの2本で100円。

 

 まずカブのうねを覆っていた保温・換気用の穴あきフィルムと、トンネルを固定していたくい、テープを外して片付けた。

 

 収穫作業はカブ、春菊、ニンジンに分かれ、ほぼ同時進行。最後の収穫とあってカブは大小さまざま。春菊は上部のいいところをはさみで切り取る。班の参加人数分に分けて置くが、大小取り混ぜ、小さいものは数を多くと不公平がないように調整する。

 

 メキャベツはジョレンと呼ばれるくわで、うね下に溝を掘り、窒素・リン酸・カリの三要素と微量要素を含む粒状の肥料を規定量まき、軽く覆土。玉ネギも同じ肥料を規定量まいた。私の班は、ベテランの「師匠」が一手に引き受けてくれた。

 

 すべての作業は1時間ほどで終わった。各班の区画は半分以上が黒土に戻った。

 

 最後に先生からニンジンの保存法を聞く。洗わないで地面やプランターに植えると今月いっぱいは大丈夫という。

 

 私の持ち帰りはカブ、ニンジン各7本、春菊1袋分。