農作物収穫の喜び伝えよう 絵はがき用に写真撮影

収穫作業に励むグループにカメラを向ける小野さん(手前)

同じグループ内では撮ったり撮られたり

 あなたの農業体験の喜びを絵はがきで送って――。収穫作業たけなわの実習畑で11月29日、絵はがき用の写真を撮った。

 

 西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」で座学の先生を務めるパートナーシップ支援センター理事長、小野紀之さんがこの時期、ボランティアで絵はがき作りと取り組む。

 

 防水防塵(じん)デジタルカメラを4つの班に1台ずつ預け、収穫作業や喜びの表情を撮り合ってもらう。写真はすべてプリントされ、写された本人が気に入ったものを数枚選んで申し込むと、後日絵はがきとして渡される。

 

 「都市農業は周囲の理解がないと成り立たない。体験の楽しい様子の写真を知り合いに見てもらうことで農業の理解者が増えれば」と小野さん。

 

 小野さん自身も各班を回ってカメラを向け、最後は参加者全員が集合して記念撮影をした。

 

 春菊は残りを全部収穫し、1人当たり2~3袋分となり、ホウレンソウはこれより多め。ダイコン2本、カブ4個、ニンジン4~5本、晩生のキャベツ1個、白菜またはブロッコリー1個と、先週を上回る収穫量となった。