両党は２月の市長選挙で初当選した丸山浩一氏を推薦しており、国民年金保険料の引き上げなどの案件を含む２０１３年度予算案の成立を全面的にバックアップしていかなければならない状況にあるほか、佐々木氏が２年前の議長選挙にも立候補、今回は公明党の地方議員の定年制に伴い最後の機会となることから自民党側が花道をつくったとの見方もある。公明党議員が議長に就くのは３人目。
公明党会派に対しては、６人の会派議員のうち１人の長期欠席が続いている事態を問題視する議員も他会派に少なくなかった。しかし、議員個人の賛否がわかる記名投票による選挙は避け、「指名推薦」という手法により、本会議で佐々木氏を全会一致で当選人と決めた。
この日は常任委員会などの新しい構成も次の通り決まった（◎は委員長、○は副委員長）＝敬称略。
【企画総務】◎田中のりあき、○森信一、石田しこう、稲垣裕二、藤田美智子、納田さおり、浅野高司、小幡勝己、倉根康雄
【文教厚生】◎佐藤公男、○森田いさお、浜中のりかた、大林光昭、石塚真知子、石田ひろこ、保谷清子、小林たつや、遠藤源太郎
【建設環境】◎安斉慎一郎、○酒井豪一郎、青山敏也、大友かく子、保谷なおみ、坂井かずひこ、藤岡智明、佐々木順一、小峰和美、桐山ひとみ
【議会運営】◎小幡勝己、○大友かく子、浜中のりかた、保谷なおみ、佐藤公男、浅野高司、小峰和美、安斉慎一郎、森信一
