西東京のキャラクター「いこいーな」使う商品 年内にもお目見え

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 西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」=写真=を使った商品が、年内にも登場しそうだ。市が今年度の一般会計補正予算案に初めて商標権使用料18万円を計上した。ただし、どんなものなのかは、市と事業者が秘密保持契約を結んだので、「商品化されるまで明かせません」。
 9月12日の市議会予算特別委員会。市はいこいーな使用についての事前相談が7件あることを明らかにしたが、全部が年内販売ではないことも示唆した。
 いこいーなは、いこいの森公園に住む妖精。市の誕生10周年を記念して、「ドラえもん」などのアニメ制作で知られる市内のシンエイ動画がつくった。このため著作権アニメ会社にある。市が使う場合は無償だが、第三者が商品化など販売目的で使う場合は市が窓口となって一定割合の著作権使用料をアニメ会社に支払うという協定や覚書を取り交わしている。
今回の著作権使用料は15万3千円で、歳出に計上された。結局、市の取り分は差額の2万7千円となり、振興基金に積み立てられるという。
 特別委では、アニメ会社への支払いが多すぎるのではないかとの質問が出たが、市側は「覚書は1年更新。変更はできる」と答えるのにとどまった。