近代工芸品展と東御苑と 郷土文化会例会

イメージ 1
西東京市郷土文化会の12月例会は9日、32人が参加し東京国立近代美術館工芸館と皇居東御苑で行われた。
 
東京メトロ東西線竹橋駅1b出口から目の前の紀伊国坂を上ると、約10分でレンガ造り2階建てのレトロな建物に着いた。104年前に陸軍の近衛師団司令部として使われた東京国立近代美術館工芸館だ。全員が65歳以上で入館無料。
 
「近代工芸案内」のタイトルで、工芸館の所蔵品に一部個人蔵のものを加え明治から現代作家の工芸美術品まで約130点が展示されている(来年215まで)。
 
全6室のうち1番目と2番目の展示室は職員に解説してもらった。白磁のつぼ、金で装飾した花瓶など明治の工芸品は外貨を稼ぐ役割を負ったという。ウルシを幾層にも塗り、文様によって赤や緑の層を彫り出した飾り台の前では「ウルシは100回塗って3ミリの厚さ」と知った。
 
 北の丸公園で昼食をとり、東御苑には北桔橋(きたはねばし)門から入った。無料のボランティアガイド2人に付いてもらい、2グループに分かれて約1時間半の見学。
 
 天守台を起点に一筆書きのように効率的なコースをとり、出口の大手門までガイドマップにある約40カ所の見どころはほとんど間近に見ることができた。(下の写真は左から東京国立近代美術館工芸館、東御苑二の丸庭園)
イメージ 2イメージ 3