熟して落ちたヤマモモの実が足元に散らばっていたり、道沿いの造園業者の畑のヤマボウシがこの時期に花を咲かせていたりと、小さな驚きにも恵まれた。
国分寺市に入ると、交差点ごとに市名と西町緑地を併記した看板が設置されている。道は直線となり、花壇づくりに力を入れているように見えた。
やがて、緑のトンネルとなったフジ棚が現れ、その先には田無駅北口広場の「平和のリング」に似た芸術的なアーチ状のモニュメントがあった。どちらにもレールが使われており、数少ない鉄路の遺構と言える。ここは国立市の北端に当たる。
レールのモニュメントの先は大きな岩を積み並べた水路やグラウンドなどを整えた北第一公園。ここでしっかり休憩をとって立川駅へ向かい、手前の曙橋交差点で解散した。