「まちの里山」歩く みどりの散策路1回目

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 西東京市西東京自然を見つめる会主催の「みどりの散策路を歩こう」が今年度も始まった=写真は下保谷森林公園の名木ミズキを見る参加者。

 1回目の5月29日は、屋敷林や田園風景が残る下保谷・北町地区の「まちの里山」コース。市民24人が参加した。

 西武池袋線保谷駅北口に午前9時半、集合。市が屋敷林のある旧家の敷地を買い上げた下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)で準備運動をして、午前10時ごろ、下保谷森林公園へ向けて出発。

 途中、麦畑や花畑に目をやり、農の風景を楽しむ。無人の農産物直売所で花束を買う人もいた。

 下保谷森林公園は屋敷林のあった場所で、市内の公園では「樹種、本数とも多い」(みどり公園課)。自然を見つめる会が選んだ「市の木50選」の第1号となったミズキがここにあり、参加者たちは緑色の細かな実を付けてそびえる名木を見上げた。

 福泉寺では住職の好意で本堂に上がり、小さなひな壇に納められた市指定の文化財・木彫彩色三十番神神像を拝観することができた。

 北宮ノ脇公園では健康課職員がウオーキングの健康効果を説明し、歩くフォームや靴の選び方について助言。

 天神社境内では「50選」の2番目の名木イチョウについて説明を聞き、その太い幹に腕を回す人がいた。

 保谷駅から約2.9キロを歩き、正午前、あらやしき公園で解散した。初参加の60代の女性は「知らないことがいっぱい。次回も参加したい」と話した。

 (下の写真は屋敷林で準備体操、天神社の神木イチョウ
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