丸山新市長が臨時市議会で初あいさつ

 西東京市長選後、初の臨時市議会は2月26日開会し、会期を28日までの3日間(27日は休会)と決めた。本会議であいさつに立った丸山浩一市長(65)は、「医師としての、また東京都職員としての現場経験や知識を生かし、生まれ育った西東京市の発展ために役に立ちたいとの決意をあらためて強くしている。職員とともに組織の力がいかんなく発揮されるよう市政運営に努力する」と述べた。
 選挙期間中と当選後の丸山氏をめぐる新聞報道などについて緊急質問=別稿=が行われた後、地方自治法の一部改正に伴い、本会議でも公聴会を開催できることとする市議会会議規則の一部改正など、議会運営委員会提出の議案3件を全会一致で可決した。
 市長選と同時に行われた市議補選に伴い、関係経費として財政調整基金から2800万円を取り崩して繰り入れた一般会計補正予算の専決処分を承認。このあと休憩に入り、2年の任期を終えた議長など議会人事の調整協議が本格化した。