<西東京市議会> 生ごみ、無料で収集し軽量土壌に

代表質問3日目の3月5日は共産党市議団が藤岡智明氏、みんなの党西東京は小峰和美氏が質問に立ち、各会派の全議員が関連質問を行った。
市側の主な答弁は次の通り。
生ごみ 家庭の生ごみ減量対策はこれまで電動処理機への助成、段ボールコンポストの普及、一次処理物の無料収集を行ってきたが、新年度は生ごみそのものだけを週1回、無料で収集する。収集した生ごみは市外の専門業者に搬入し、乾燥したうえ、(ベランダガーデニングや屋上緑化などに使う)軽量土壌として資源化する。
▼小型家電 昨年10月から資源物として回収している小型家電は今年度末200トン、売り払い収入240万円を見込んでいる。新年度は通年で400トン、収入480万円を見込む。新たに障害者に分解作業を担ってもらい、就労を支援する。
▼保育園民営化 市行財政改革大綱に基づく7つの公立保育園の民営化は、これまで5園を終え、4月からほうやちょう保育園が移行する。残る芝久保保育園は今年1月に運営事業者が決まり、平成27年度の民営化に向けて引き継ぎを始める予定。このほかの園については、民営化した保育園の保育内容などの評価を踏まえ、27年度の子ども子育て審議会で今後の方向性を検討する。
アンネの日記 (ナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害を伝える)「アンネの日記」は西東京市の図書館でも一部が切り取られたと1月22日に報告があった。これまで3館合わせて10冊が破られ、田無警察署に被害届を出した。
▼障害者サポーター 昨年11月にスタートした市独自の障害者サポーター制度は今年度、講演会と養成講座を各3回開き。関係職員や社会福祉協議会、委託先などの職員を除いて260人にサポーターになってもらった。新年度は年間を通しておおむね月1回のペースで養成講座などを開きサポーターを増やしたい。