読みやすく魅力的に ミニコミ紙講座始まる

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読みやすく魅力的な情報紙や会報、機関紙を作るにはどうすればよいか―。3回連続講座「ミニコミ紙を作ってみよう」の1回目が6月19日、保谷駅前公民館で開かれた。市民活動団体「NPOを考える会」が初めて企画した公民館事業で、13人が参加した。
講師は西東京市在住で元毎日新聞記者の小川厖(あつし)さん=写真。誰に、何のために読んでもらい、どんな内容にするかという編集方針、用紙の大きさ、横書きか縦書きか、ページ数、発行回数など、あらかじめ決めておくべき事柄や企画から発行までの作業の流れを話した。
そのうえで原稿の書き方や見出しの付け方、写真の撮り方、割り付け(レイアウト)の仕方について、市内で発行されている紙面を例に問題点を説明したり、現役時代に見聞きした失敗談を紹介したりした。
参加者からは写真特集の作り方や見出しの書体などについて質問があり、小川さんは「写真の形に変化をつける」「主見出しはゴシックが原則」などと答えていた。
次回は既存のチラシや情報紙を持ち寄って編集・整理を具体的に考え、最終回はグループでパソコンによる紙面づくりに取り組むという。