満開直前 小田原・曽我梅林を歩く

イメージ 1 西東京市ウオーキング協会の2月例会は21日、小田原市曽我梅林を中心に行われた。
 
26人が参加。JR御殿場線下曽我駅近くの梅の里センター下曽我支所から城前寺を経て丘陵を上り、六本松跡から下って見晴台、曽我兄弟の母・満江御前の墓の前を通り別所梅林=写真=までが午前中のコース。
 
六本松の手前に急坂があるが、ミカン畑の右手に視界が開けると、小田原のまちや相模湾、箱根連山のシルエットを遠望できる。乗換駅の松田駅ホームで見えた富士山は全く見えなくなっていた。見晴台は狭く先客もいたので、すぐ下の道路端からあらためて眼下の景色を楽しんだ。
 
別所梅林は、原梅林、中河原梅林と合わせて約35千本あるという曽我梅林の中で最大の名所。昼時とあって駐車場の入り口は空き待ちの車が列をなし、売店が並ぶ通りは観梅客で大混雑。梅の木の下もシートに座る家族連れなどでにぎわっていた。
 
梅の里センターの話では、今年は開花が少し遅れているという。満開直前や2、3分咲きと開花状況はまちまち。しだれ梅はつぼみの状態のものが多い。
 
この日の梅まつりイベントは、別所会場で午後の出発時に地元の子どもたちによる祭りばやしの演奏を少し見ることができたが、最後に訪れた中河原会場の瑞雲寺境内では梅の種飛ばし競争が終わり、表彰式に入るところだった。男性の優勝者は10.45メートルを飛ばし、テレビ局のインタビューに「勝因は肺活量」と答えた。女性の優勝者は「恥ずかしさを捨てることと舌の形」。
 
出発駅のひとつ隣の上大井駅で解散。歩いた距離は約11キロ、所要時間は4時間10分。(下の写真は見晴台付近で眺望を楽しむメンバーたち)
イメージ 2