秩父ミューズパークを歩く

イメージ 1 西東京市ウオーキング協会の8月例会は25日、秩父市小鹿野町にまたがる秩父ミューズパークで行われた。残暑厳しい中、20人が参加した。
 ミューズパークは埼玉県、秩父市西武グループが造った約270ヘクタールの、リゾート施設を備える都市公園。1991年に開園した。
 西武秩父駅から西武観光バス「ミューズパーク線ぐるりん号」の一日乗車券(大人450円)を買い、パーク南口下車。往復で50円安く上がる。
 ギリシャ神話の女神たちの総称から名づけられた公園にふさわしく、トイレの外観も古代ギリシャ建築風だ。
 まずは道路を越えて林に入り、パノラマの丘へ。標高414.5メートルの「長尾根の最高地点」だが、眼下の樹木が邪魔をして秩父連山は望めなかった。このあと、コースに通行止めがあったりして、いまひとつ手入れが行き届いていない印象を受けた。
 丘を下り、再び道路を横断してイチョウ並木のスカイロードを北口方向へ。右に波のプールや流れるプール、左にステンドハウスや野外ステージ、音楽堂などの施設を見て薬用植物園を抜け、展望滑り台までがスカイロード。途中、私たちの隊列を追い越していくスカイトレインの後ろ姿がうらめしい。
 滑り台から先は南側の山道を引き返すかたちになる。卒業ソング「旅立ちの日に」の発祥の地・秩父を記念する旅立ちの丘に展望デッキがあり、初めて秩父市街や武甲山、山並みを遠望できた=写真右上。梅園の先には正式な展望台。さっきより武甲山秩父の市街地が近くに見えた。
 斜面広場のサルスベリは背が低く苗木畑のようだが、日陰を除いて見ごろとなっていた。トンボ池の先、中央駐車場に出るまでのの上り階段は疲れた体には意外と長く感じられ、立ち止まって一息入れる人も。
 出発点の南口駐車場より少し手前のコテージ駐車場を終点とし、全行程約8.5キロ。こまめに休憩し、昼食を取って約3時間半のウオーキングだった。
(写真下、左はイチョウ並木のスカイロード、右は斜面広場に咲くサルスベリ)
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