森市議、西東京市長選に立候補表明

イメージ 1 西東京市議の森輝雄(てるお)氏(65)=無所属=は12月4日開かれた定例市議会で、来年1月27日に告示、2月3日に投開票される西東京市長選に立候補すると表明した。今月21日に記者会見して政策などを発表する予定という。
 森氏は1999年に保谷市議選で初当選、2001年に田無市との合併で西東京市議となり、現在4期目。最近2回の市議選ではトップ当選した。
 この日、一般質問に立った森氏は、原発事故に伴う市内での放射線測定に坂口光治市長も行政も消極姿勢だったことなどを批判したうえで、「リーダーシップを発揮し職員をきちんと使っていくことができなければ、今後4年間の厳しい事態に対処できないと考え、立候補を決断した」と述べた。
 坂口市長は前日、与党の安斉慎一郎氏=共産=が一般質問で3選出馬を要請したのに対し「東京都知事選、衆院選の動向を見極めたい」と含みを持たせたものの、態度を明らかにしなかった。定例会のたびに煮え切らない答弁を繰り返す市長に、森氏の前に一般質問が予定されていた浜中義豊(のりかた)氏=自民=は所見を述べるだけにとどめ、酒井豪一郎=自民=は質問をしても答弁を求めないという異例の挙動に出た。
 西東京市長選では11月上旬、元都児童相談センター所長の丸山浩一氏(64)が無所属での立候補を表明している。