コラム

岡本太郎の作品 勢ぞろい 都美術館

大阪万博で建てられた「太陽の塔」の50分の1の作品 渋谷駅に設置された幅30メートルの巨大壁画の下絵。幅は約11メートル 11月9日、上野の東京都美術館で開催中の「展覧会 岡本太郎」(12月28日まで)を見に出かけた。岡本太郎を強く意識したのは人生3度目…

記憶力に冷や汗 認知機能検査

運転免許を来年3月に更新するため、満75歳以上の人に義務付けられた認知機能検査を受けに10月20日、警視庁の府中運転免許試験場に行った。 指定された「午後3時集合」よりも30分以上早く着いたのに、受付前は長い列。2時半の組よりも3時の組の人の方が多…

「大黒様の像は宝珠を確かめて」 仏像講座

東京・港区の港七福神の一つ、大法寺の大黒天像。江戸時代の作とされる=2020年1月 にこやかな表情で富をもたらしてくれる神様の大黒天が、日本に入った時は怒りの形相だった―。こんなつかみで「大黒天講座」が始まった。 武蔵野大学の生涯学習講座「仏像を…

初めての畑作業 仲間意識も芽を出す

たるみのないようにマルチシートを張る。この前後にも多くの手間がある 西東京市谷戸公民館の「農業を知る講座」は8月30日、初めて畑での作業があった。 今年度の講座は週1回の予定で7月下旬に始まったが、最高気温が35度を超える猛暑が予想されたり、講…

猛暑 畑作業も自粛です 農業講座

長さを測る「しゃくり棒」の使い方を実演する保谷さん(右) 8月9日の東京は最高気温が35度を超える猛暑日が14日目となり過去最多に。西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は、この日、座学だったが、次週の畑作業は早々に中止と決めた。 先週も猛…

聴かせてもらった70分「九州吹き戻し」 談春独演会

立川談春独演会が7月2日、三鷹市公会堂であった。談志門下だから、けんかを売るのが好きみたい。 1席目は「平和の噺(はなし)」と前置きして『棒鱈(ぼうだら)』に入ったが、それまでは新型コロナでマスク着用やワクチン接種に不要論と聞こえるきわどい…

別々の演目で「軽薄な人まね」 白酒・兼好二人会

終演後に貼りだされた白酒・兼好二人会の演目 桃月庵白酒・三遊亭兼好二人会が6月11日、三鷹市であった。昼夜2回公演で、夜の部の演目は白酒が「風呂敷」と「青葉」、兼好が「藁(わら)人形」と「新聞記事」だった。 前から3列目のほぼ真ん中とこれまで…

昭和まんがの聖地 豊島区南長崎・トキワ荘ゆかりの地を巡る

トキワ荘を復元、ゆかりの地の拠点となるマンガミュージアム 似顔絵とサインの銅板で飾った記念碑「トキワ荘のヒーローたち」 トキワ荘通りお休み処の2階に再現された寺田ヒロオの部屋 手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄など、少年の私を漫画…

出ばやしは「ポニョ」 三鷹で一之輔独演会

春風亭一之輔独演会の中入りの会場 春風亭一之輔独演会が5月8日、三鷹市公会堂であった。演目は前半が「浮世床(うきよどこ)」と「妾馬(めかうま)」、後半が「たちきり」。 「たちきり」は題も知らず初めて聴いた。金遣いが荒く遊び人の若だんなが蔵に…

口から阿弥陀仏 空也像 背中も見られる特別展

空也上人立像について解説があった特別講座=3月18日、東京国立博物館 東京・上野の東京国立博物館で開催中の特別展「空也上人と六波羅蜜寺」を鑑賞するための特別講座「空也の寺と運慶のアトリエ」が3月18日、同博物館であり、170人が参加した。 講師は仏像…

笑いに全力 柳家花緑独演会

終演後に張り出された花緑さん直筆の演目一覧表 柳家花緑の高座を初めて見た。3月12日、三鷹市芸術文化センターで開かれた柳家花緑独演会の昼の部。落語会で昼の部と夜の部があると、経験的にはチケットは昼の方の売れ行きが速いようだ。それがなぜかを考え…

講談の面白さ全開 神田伯山独演会

神田伯山独演会が2月6日、三鷹市公会堂であり、人気講談師を初めて生で見た。往復はがきで申し込み、抽選でチケットが取れた。各地の独演会のチラシで「講談界の風雲児」「最もチケットが取れない講談師」とうたわれることが多く、今回のものには「講談の…

墨田川~神田川~日本橋川 船乗り継ぎ江戸・東京探訪

吾妻橋をくぐる直前、アサヒビールの金のオブジェに東京スカイツリーが乗る 神田川を上る。護岸の上は旧万世橋駅、前方は昌平橋 日本橋川の上流側から日本橋を見上げる。上は首都高速道路 水上バスから小型船に乗り継ぎ、川から江戸・東京の歴史をたどる「水…

タイ仏教が作った「自由とほほえみ」の国

タイの仏教について講演した山田均教授=武蔵野大学(西東京市) 山田教授が紹介した、出家したばかりの少年僧 「世界の国々と仏教」を統一テーマとする連続公開講座(武蔵野大学仏教文化研究所主催)で12月4日、武蔵野大の山田均教授がタイ仏教について話…

日本の美意識 アールヌーボーの源流     ハンガリー所蔵の工芸作品に見る

ハンガリーの美しい風景がスライドで上映される。唯一の撮影コーナー パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋)の招待券が当たり、11月16日、「ブダペスト国立工芸美術館名品展 ジャポニズムからアール・ヌーヴォーへ」(12月19日まで)を見に行った。 19…

「老後の資金がありません!」のその先に…

11月8日、東京・練馬区のT・ジョイ大泉に「老後の資金がありません!」を見に行った。月曜日のこの日、2度目の上映となる午前11時25分、入場制限の取り払われた客席は半数以上が埋まり、人気ランキング上位を裏付けていた。 テレビCMは結構流れているし…

解き明かせぬ西行の「和歌と仏道」 寺島氏講演

西行について講演する寺島恒世特任教授 「西行の和歌と仏教」というテーマにひかれ、10月17日、武蔵野大学の日曜講演会に初めて参加した。 600回を超える講演会の長い歴史や静かな西行人気に新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除があってか、雨の中、約150…

寅さんも歩きたくなる?柴又散歩 見どころ満載

「男はつらいよ」シリーズの全作で使われた「くるまや」のセット=寅さん記念館 店舗が昔ながらの趣を残す帝釈天参道 法華経の説話を題材とした精緻な木彫=帝釈堂内殿の外壁 映画「男はつらいよ」の主人公「寅さん」の故郷・葛飾柴又を歩くツアーが10月6日…

映画「宮本武蔵」のお通に八千草薫をしのぶ

7月17日、前日に続き三鷹市芸術文化センターに足を運んだ。八千草薫(1931~2019)が「お通」を演じる映画『宮本武蔵』(1954年、東宝)を見るためだ。 三鷹市スポーツと文化財団は一つのテーマのもとに古今東西の映画の名作を上映している。今年の…

仏教文化の連続公開講座再開 武蔵野大

ミャンマーを中心に仏教徒社会の近況を話す小島敬裕教授 小島教授=津田塾大学のホームページから 新型コロナウイルスの影響で昨年度中止となった武蔵野大学仏教文化研究所主催の連続公開講座「世界の国々と仏教」の第1回が7月3日、同大武蔵野キャンパス(西…

柳家さん喬 絶品の二席 㐂三郎の真打ち昇進披露も

柳家小太郎改め柳家㐂三郎(きさぶろう)の真打ち昇進披露を含む柳家さん喬独演会(昼夜2部)が6月26日、東京・三鷹市芸術文化センターであった。 昼の部は良い席が取れず夜の部を見た。口上の後、二人が昼の部と入れ替わり、柳家り助が「寿限無」、9月に…

元禄年間に開拓 三富新田を一望

中富小の屋上からは300年前の開拓の地割がはっきりとわかる 多福寺境内に唯一残る開拓当初の深井戸 細長い短冊形の地割が眼下にはっきりと見て取れた。前日の雨のおかげか、野菜や茶の葉の緑も鮮やかだ。江戸時代の元禄期に開拓され、埼玉県の文化財(旧跡)…

五輪、コロナも笑いの枕 白酒・兼好二人会

桃月庵白酒、三遊亭兼好の二人会(5月16日、三鷹市芸術文化センター)を楽しんだ。二人の高座を見るのは初めて。声の通りが素晴らしく、それだけで安心して噺(はなし)にのめりこめた。 1席目は白酒が先番。東京五輪の開催をめぐる賛否の動きに「どうでも…

自然の風景そのまま「博物館」 狭山丘陵北西部を歩く

水田が復元されている糀谷八幡湿地 水田跡にアシが生い茂る大谷戸湿地 北多摩自然環境連絡会の今年度第1回の観察活動が4月28日、埼玉県入間・所沢両市にまたがる狭山丘陵であった。 西武池袋線小手指駅南口から宮寺西行きの西武バスに乗り、糀谷(こうじや…

佐藤可士和さんが語るクリエイティブな仕事の一端

佐藤可士和さん=朝日新聞のライブ配信画面から オンラインイベント「佐藤可士和×元担当編集者 クリエーター夜話」の配信画面 ユニクロや楽天、T-POINTのロゴをつくったのが同じ人物、佐藤可士和(かしわ)さんということを最近になって知った。この人の個展…

戦国時代の城跡から新時代の巨大建築物へ 所沢東部を歩く

江戸後期の大庄屋の居宅で重要文化財の「黄林閣」 巨石を想像させる「角川武蔵野ミュージアム」 市民団体・北多摩自然環境連絡会の観察活動「ウオッチング」が3月25日、埼玉県所沢市の東部地域で行われた。 新型コロナウイルスの感染防止のため、本年度は人…

初春 笑いもつつましく 小朝独演会

春風亭小朝独演会が1月16日、三鷹市公会堂であった。新型コロナ対策で客席は横も前も1席空け、半分の入場者で満席。 女性若手二つ目の春風亭ぴっかり☆さんが、旦那の浮気をめぐる「悋気(りんき)の独楽(こま)」を演じ、小朝さんは「代書屋」の短縮バー…

埼玉・所沢 晩秋の小手指ケ原古戦場~狭山湖を歩く

狭山湖の歴史を学び、景色を楽しむ参加者たち 人工増殖されている絶滅危惧種のミヤコタナゴ=所沢市立埋蔵文化財調査センター 市民有志でつくる北多摩自然環境連絡会の第3回ウオッチングが11月25日にあり、10人が埼玉県所沢市西部の古戦場や狭山湖(山口貯…

発見・想像を楽しむ 「日本美術の裏の裏」展

江戸時代(19世紀)の雛道具に「小」をめでる 「裏の裏」という謎めいたタイトルにひかれ、10月24日に東京・六本木のサントリー美術館を訪ねた。 リニューアルオープンした同美術館と朝日新聞社主催の展覧会「日本美術の裏の裏」(9月30日~11月29日)。開…

埼玉・所沢 標高119㍍の「富士」登山

多様な植物が茂る「荒幡の富士」の登山スタート 標高119メートルの荒幡富士山頂 芝生が広がり寝そべりたくなるドレミの丘公園 新型コロナウイルスの影響で活動を自粛していた市民団体・北多摩自然環境連絡会の観察会が10月14日、約9カ月ぶりにあり、埼玉…