2019-01-01から1年間の記事一覧

見どころてんこ盛り 湯島天神、旧岩崎邸庭園、東大を巡る(3/3)

野趣に富む三四郎池の周遊路。観光客はほとんどいなかった 午後の部は、庭園のれんが塀沿いの無縁坂を上り、東京大学医学部正門とされる「鉄門」から本郷キャンパスに入った。 夏草が茂る医学部未利用地に、加賀藩の支藩である大聖寺藩の江戸藩邸跡をしるす…

見どころてんこ盛り 湯島天神、旧岩崎邸庭園、東大を巡る(2/3)

旧岩崎邸洋館の階段室。彫刻した板を柱に巻くという凝った意匠 旧岩崎邸庭園はガイドボランティアに1時間案内してもらえるよう、豊福さんが手配してあった。 海運業で財を成し、三菱の創始者で初代社長の岩崎弥太郎が大名屋敷跡を購入し、長男で3代目社長…

見どころてんこ盛り 湯島天神、旧岩崎邸庭園、東大を巡る(1/3)

銅製の表鳥居の基部。鳥居は東京都指定有形文化財 市民団体の北多摩自然環境連絡会主催の「湯島天神・旧岩崎邸庭園と本郷界隈(かいわい)散策」が9月25日、東京都文京区であり、秋晴れの下、15人が参加した。 都公園協会の都民向け学習事業で講師を務める…

<農業講座日記> 大根間引きとカブ、ホウレンソウのうね作り(9月24日)

穴が5列のマルチシート。右がカブ用、左はホウレンソウ用 講座13回目の9月24日は大根の間引きとカブ、ホウレンソウのうね作りを行った。 台風17号が去った前日の東京は最高気温が30度を超える真夏日となり、今日も真夏日が予想されて大型扇風機が登場した…

「史跡を使いたおせ!」 武蔵国分寺跡 整備完了記念シンポ

武蔵国分寺跡などの史跡の活用を考えたパネル討論 国指定の史跡・武蔵国分寺跡の整備完了を記念するシンポジウム「史跡を使いたおせ!」(国分寺市と同市教育委員会主催)が9月21日、国分寺市のいずみホールで開かれた。 史跡は、古代の官道・東山道武蔵路…

<農業講座日記>ニンジンと白菜間引き、ブロッコリー定植(9月17日)

太く立派なニンジンに育つよう間引き作業 講座12回目の9月17日はニンジンと白菜の間引き、キャベツの追肥、ブロッコリーの苗の定植を行った。今年最後の真夏日が予想され、青空ながらも蒸し暑い朝だった。 ニンジンの間引きについて、先生の保谷隆司さんが…

<農業講座日記> メキャベツの苗植え 台風被害は軽微(9月10日)

50センチ間隔でメキャベツの苗を植え込む 講座11回目の9月10日は大根2種類の種まきと新たなうねにメキャベツの苗を植えた(前回欠席)。 台風は季節外れの猛暑を残し、前日に続いて都心の最高気温36度が予想され、実習の畑には再び大型扇風機2台のお出ま…

西東京市独自の小中一貫教育 来年度実施 まず教育広報で周知

西東京市教育委員会は来年度から実施する小中一貫教育について、11月15日付で発行予定の教育広報紙「西東京の教育」に特集を掲載すると、開会中の第3回定例市議会で明らかにした。児童生徒の保護者や地域住民に初めて概要が知らされることになる。 木村俊二…

見てわかる「先史・古代」の最新研究 歴博を見学

約4万年前の南関東にいたナウマンゾウの実物大の模型が入館者をお出迎え 西東京市郷土文化会の9月例会が3日、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館(歴博)であった。貸し切りバスで37人(ゲスト参加5人を含む)が訪れた。 歴博の展示は、時代区分などによ…

沿道50万人を魅了 浅草サンバカーニバル

華やかな衣装で踊るダンサーたち 下町の夏を締めくくる「浅草サンバカーニバル」が8月31日、東京都台東区の浅草寺周辺であった。 パレードがスタートする午後1時すぎ、東京メトロ銀座線浅草駅の出入り口周辺の歩道はまだかまだかと首を伸ばす見物客であふれ…

<西東京市議会> 議運委定数「8人」を可決 会派消滅で1減

第3回定例会が開会した8月30日の本会議で、議会運営委員会が提出した委員会条例の一部改正案が真っ先に可決された。 採決に先立ち、議運委の保谷七緒美委員長が提案理由を説明した。「委員の辞任に伴い、定数9を8に改める」。可決は全会一致。 関係者に…

<西東京市議会>第3回定例会始まる 一般会計は25億円追加

第3回定例会は8月30日招集され、会期を9月30日までの32日間と決めた。市が提出した議案24件のうち今年度の一般会計補正予算案など予算関連6件は予算特別委員会に付託、条例の一部改正案などは陳情2件とともに所管の常任委員会に付託して散会した。 市一…

<農業講座日記> 白菜の種まきと大根の種まき準備(8月27日)

穴には3粒―そろりそろりと白菜の種まき 講座9回目の8月27日は白菜の種まきと大根の種まき準備を行った。 白菜の品種は「黄ごころ85」。今は球の内側が黄色い「黄芯(おうしん)白菜」が主流で、芯が白いものは作られなくなったという。「気心」に通じるし…

戦争遺跡 なぜ多摩・武蔵野に集中

戦時中、陸軍戦闘機を隠した掩体壕(えんたいごう)=6月、調布市 「多摩・武蔵野の戦争遺跡を探る」をテーマに、山田朗(あきら)明治大学文学部教授(日本近現代史)が話す教養講座が8月22日に立川市内であった。 山田氏は、JR中央線と京王線沿線に戦争遺…

<農業講座日記> 白菜、種まき準備 枝豆は開花(8月19日)

白菜の種まきに備え、穴開きマルチシートを張る 講座8回目の8月19日は枝豆(大豆)の追肥と白菜の種まき準備を行った。 4週間前に定植した枝豆は30センチ前後に育ち、葉をかき分けると枝の分かれ目近くに5ミリほどの薄紫色の花を2つ見つけた。 実は同じ…

祭りにピタリ 清瀬のヒマワリ見ごろ

猛暑の中、次々とヒマワリ畑を訪れる人たち 東京都内で最大級とされる清瀬市のヒマワリ畑で8月17日、「清瀬ひまわりフェスティバル」(市と市農ある風景を守る会主催)が始まった。ちょうど見ごろを迎え、午前中だけで約8千人が訪れた。 フェスティバル会…

広場やスポーツ施設 整備事業に寄付募る? 市が「金額」アンケート

児童センターのフットサルコート。「整備にいくら出せますか」のイメージの1つになった 市民が憩う広場を整備する場合、あなたはいくらなら支払ってもよいと思いますか――。普通なら全額公費(税金)で行われるはずの事業に、個人や世帯が寄付できる金額を選…

保谷庁舎敷地 9年間どう活用 市民意見聞く

老朽化で来年度解体される西東京市保谷庁舎 西東京市の庁舎統合の前段として取り壊される保谷庁舎の敷地活用基本方針案がまとまり、市は説明会と意見交換会を8月7日と10日(2回)に計3回、市防災センターで開いた。 田無・保谷の両庁舎統合を進める市は…

武蔵村山 ひまわりガーデン見ごろ

猛暑の中で満開のヒマワリ畑を楽しむ人たち=8月7日午前 武蔵村山市が新しい観光スポットとして力を入れる「ひまわりガーデン武蔵村山」のヒマワリがようやく咲きそろった。市は8月6日付のホームページで「見ごろ宣言」をした。 ヒマワリ畑の広さは約3.7ヘ…

<農業講座日記> ニンジン2品種を種まき(8月6日)

手押し式の種まき機を慎重に進める 講座7回目の8月6日はニンジンの種まき。朝8時には気温がすでに30度を超える暑さだったが、受講者の出足は早い。先生の保谷隆司さんが集合時刻の8時30分を待って発した言葉は「今日は30分で終わりたい」。通路には大型…

「現世利益むき出し?」 金光明経を学ぶ

武蔵野大学仏教文化研究所主催の連続公開講座「大乗経典の魅力を語る」の3回目が8月3日、同大武蔵野キャンパス(西東京市)であり、日野慧運・同大人間科学科講師が「現世利益とさとり―『金光明経(こんこうみょうきょう)』の世界―」と題して話した。 金…

<農業講座日記>枝豆の苗 植え付け(7月24日)

谷戸公民館の「農業を知る講座」の5回目は、初の実践編。講師の農家、保谷隆司さんの畑(住吉町2丁目)で、枝豆(大豆)の苗を植え付けた=写真。 畑の作業は、暑くならないうちにと、午前8時半に現地集合となっている。本来は前日の予定だったが、朝、雨…

田無小校庭から出土の銃や刀 郷土資料室で展示始まる

昨年夏、西東京市立田無小学校の校庭から出土した銃砲や刀剣(銃剣)などの一部が7月24日、市民に初公開された。市教育委員会が「身近にあった戦争資料」と題し、市郷土資料室(西原町4丁目、西原総合教育施設内)で特別展示している=写真は塊の状態で出…

「法華経は監督一代で作られた」 公開講座で戸田教授

武蔵野大学仏教文化研究所の連続公開講座「大乗経典の魅力を語る」の2回目が7月6日、同大武蔵野キャンパス(西東京市)であった。戸田裕久・立正大教授=写真=が「法華経、気宇壮大な物語」と題して話し、約180人が聴き入った。 戸田氏は、法華経のサ…

俳優田中哲司 太宰の2作品を朗読

太宰治の作品を演劇人が朗読する「太宰を聴く」が7月20日、三鷹市芸術文化センターであり、俳優の田中哲司さんが2作品を朗読した。 朗読会は19回目。田中さんが選んだのは、作家と作品のモデルになったと思われる女性をめぐる短編小説『恥』(昭和17年)と…

立川市・国分寺市・国立市 線路跡地の緑道を歩く

西東京市ウオーキング協会の7月のミニウオーキングは11日、立川・国分寺・国立の3市を通る緑道で行われた=写真は立川市・栄緑道入り口。 今年の梅雨は雨の日が多いが、この日は夕方まで雨の心配がない予報。23人が参加し、多摩モノレール立飛駅からJR中央…

天空の絶景 蔵王・お釜ツーリング(その2)

蔵王町遠刈田温泉のホテルでは午前5時半ごろ、目が覚めた。いつものようにベッドの上でストレッチ。温泉に軽くひたってから朝食バイキングの会場へ。食欲は衰えておらず、ひと安心=写真は絶景を見せた蔵王のお釜。 身支度を整えて玄関を出ると、霧雨が降っ…

天空の絶景 蔵王・お釜ツーリング(その1)

蔵王の火口湖・お釜を見たくて7月7日、西東京市の自宅から1泊2日のバイクツーリングに出た=写真は蔵王町遠刈田の「こけし橋」。 インターネットで情報を集め、宮城県蔵王町の観光案内所からどっさりパンフレット類を送ってもらい、万端の行程表を作り上…

国宝・火焔型土器に質問集中 郷土文化会が新潟・十日町市へ

西東京市郷土文化会の7月例会は2日、34人が参加し新潟県十日町市博物館を訪ねた。 最大のお目当ては、昨年夏、国立東京博物館で開催された特別展「縄文―1万年の美の鼓動」で国宝の土偶とともに人気を集めた火焔(かえん)型土器。 ひも状や帯状の粘土を貼…

幕末~太平洋戦争~2020五輪 武蔵野の森公園周辺を歩く

市民団体・北多摩自然環境連絡会主催の「ウオッチング」は17人が参加して6月26日、府中、調布、三鷹の3市にまたがる都立武蔵野の森公園とその周辺で行われた=写真は調布飛行場に着陸する小型機が近くに見られる武蔵野の森公園。 都公園協会の市民向け学習…