2023-01-01から1年間の記事一覧

都電荒川線 沿線のバラ見ごろ

色とりどりのバラの花が咲き競う都電荒川線・三ノ輪橋停留場付近 都電荒川線の荒川区内沿線のバラが見ごろを迎えた。 荒川区は区の中央部を東西に走る都電(路面電車)約4.8キロのうち、植栽できる約4キロ区間に約140種、約1万3千株を植え、区のシンボル…

「間抜けぶり」競演 白酒・兼好二人会

桃月庵白酒・三遊亭兼好の二人会が5月13日、三鷹市であり、昼の部を聴いた。 白酒と兼好は出身地や師匠が違い、白酒は兼好よりも真打ち昇進が3年早く、学年も一つ上だが、どこで気が合ったのか、この組み合わせの二人会は各地で開かれているようだ。チラシ…

竪穴住居内部を公開 縄文中期の遺跡で復元 

週に1~2日、内部が見学できる下野谷遺跡公園の竪穴住居 復元された竪穴住居の外観。出入口は南向き、屋根は土ぶき 西東京市教育委員会は5月5日、国史跡の下野谷(したのや)遺跡(東伏見6丁目)に復元した2基の竪穴住居の内部の一般公開を始めた。当…

東久留米・柳窪 「緑の島」の古民家巡る

当主から柳窪集落の歴史や野崎家の屋敷構えなどを聞く 柳窪集落への入り口の一つ。大ケヤキの並木が「緑の島」を実感させる NPO法人「東久留米の水と景観を守る会」など主催の柳窪見学会が4月29日にあり、東久留米市の内外から約80人が参加した。 柳窪地区…

亀戸駅~押上駅を歩く 話題たっぷり3時間

洋風の壁面にデザインを凝らした「看板建築」の店舗 東京スカイツリーの下、北十間川を泳ぐこいのぼり 4月25日、JR総武線亀戸駅(江東区)から東京メトロ半蔵門線ほかの押上駅(墨田区)まで約2.5キロを約3時間かけて歩いた。亀戸天神の藤見物(別掲)をメ…

藤の名所・亀戸天神 遅咲きが見ごろ

亀戸天神社の境内で咲き誇る藤。背後に東京スカイツリーが入る人気スポットだ 春の花の開花が全国的に早く、東京都江東区の亀戸天神社の藤も見ごろが過ぎているのではないかと心中穏やかではなかったが、杞憂(きゆう)に終わった。 4月25日、新聞社主催の…

たかが肋骨骨折、されど…

不健康の坂を転がり落ちる。そんな言葉が浮かんできたのは、肋骨(ろっこつ)骨折の診療を受けた翌朝だった。 今では習慣になっている起床直後の体重測定で、信じられない数字が出た。昨年夏、脳出血で10日間の入院生活を送り、退院後は80~81キロだったのに…

大正と令和、恋愛・結婚めぐる母娘の会話劇…とその後

演劇を見たくなり、4月19日に最前列の席が取れた三鷹のホールに赴いた。劇作家・岸田國士が大正時代に書いた「葉桜」の朗読と、時代を現代に置き換えた2人劇「あたしら葉桜」が連続して演じられた。 舞台は8畳ひと間。登場人物は母と娘、とシンプルな舞台…

やはり他愛ない、老いぼれ男たちの飲み会

「リ組会」という集団がある。江戸の火消しみたいだが、1966年に東京の私立大学の同じ学部に入学し、語学のクラスで2年間一緒だった者たちの、まあ、飲み会仲間の名前だ。 新型コロナによる行動規制が緩み、3月31日に東京都江東区の焼き鳥店で3年2カ月ぶ…

下保谷の屋敷林「作左衛門の森」残そう 市民団体が講演会

屋敷林を形作る、表門付近のケヤキの大木。奥が主屋 講演会の会場となった土蔵の入り口 西東京市下保谷3丁目に残る屋敷林と緑地を後世に残そうと、民間有志でつくる「作左衛門の森を愛する会」(伴武彦会長)が3月26日、初の一般向けイベントとして講演会…

冴える曲技 シルク・ドゥ・ソレイユ

超人的な演技と高い芸術性で観客を楽しませた公演のフィナーレ 世界的サーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユの東京公演会場 日本か米国か。野球の世界一が決まる3月22日は、世界的なサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」東京公演(2月8日~6月4日)を…

病気吹き飛ばす熱演 権太楼独演会

あれっ、少し太ったような…。高座に上がった柳家権太楼さんは病み上がりだった。 3月12日、三鷹での独演会。昨年の今頃は同じ高座で新型コロナに感染したことをネタにしていたが、今年は肺炎(公式ツイッターによると間質性肺炎で昨年11月に緊急入院)の治…

もうすぐ満開 河津桜 いこいの森公園

西東京いこいの森公園への通路で満開間近の河津桜=2月28日正午すぎ 春本番の陽気となった2月28日、西東京いこいの森公園で早咲きの河津桜が3~5分咲きとなり、通行する市民の足を止めている。 谷戸新道から公園出入り口までの通路約100メートルの谷…

施政方針 トップ項目に「恒久平和」

設置から20年以上たち、夜間も映えるように改良される「平和のリング」 池沢隆史市長は2月24日に開会した第1回定例会で述べた施政方針で「恒久平和への願いについて」をトップ項目に据えた。昨年の施政方針でトップだった「新型コロナウイルス」は2番目と…

<西東京市議会> 改選後初の定例会が開会

任期満了に伴う市議選後、初の第1回定例会が2月24日、開会し、会期を3月28日までの33日間と決めた。 池沢隆史市長は施政方針で新年度予算の概要などを述べた後、本年度の補正予算案3件、新年度の一般会計など予算案6件、条例の一部改正案10件の議案計19…

春風亭昇太 「愛宕山」に汗流す

2月23日、三鷹で春風亭昇太独演会を楽しんだ。 前半は新作落語の「ストレスの海」と古典の「胴切り」。「ストレスの海」は、夫の健康を思いやり、ストレスを解消してやろうとあれこれ奮闘する妻が夫を海に連れ出し、ボムボートで沖へ出る。そこで夫の運命が…

史跡・下野谷遺跡 竪穴住居復元見学会に70人

発掘調査が早かった方の竪穴住居。屋根は土をかぶせる前に防水シートを張った状態 屋根に芝生を張り、復元工事が進んだ竪穴住居。1家族の住居とみられるという 西東京市東伏見の史跡下野谷(したのや)遺跡で行われている竪穴住居の復元工事見学会が2月19…

法隆寺の未来考える 世界遺産30周年で記念シンポ

日本初の世界文化遺産に登録された法隆寺の金堂 法隆寺の未来の役割などを探ったシンポジウム会場 法隆寺の世界遺産登録30周年を記念するシンポジウム「世界の至宝・法隆寺~1400年の歴史を未来へ~」(法隆寺、朝日新聞社など主催)が2月18日、東京・…

茎にびっしりミニミニキャベツ 農業講座終わる

順調に育った芽キャベツの収穫作業。引き抜いて根を切り落とした 西東京市谷戸公民館の独自事業「農業を知る講座」は2月14日、住吉町の畑で芽キャベツの収穫作業を行い、今年度の全日程を終了した。 芽キャベツは昨年9月上旬に参加者1人に1株の割で苗を…

苦労も喜びも 農業体験5カ月の記録集できた

毎回の農作業の内容や感想などを収めた記録集 西東京市谷戸公民館が主催する「農業を知る講座」のすべての活動をまとめた今年度の記録集が出来上がった。 講座は主に、市内の一人の農業者が畑の一角を無償で提供し、毎週1回1~2時間、棚まきから施肥やマ…

日中交流伝える展覧会 知見や成果語る

古代の日中交流をたどる中国・北京での展覧会を評価したパネル討論 日中国交正常化50周年を記念し、奈良県と中国・清華大学が共同で昨年、北京の同大学芸術博物館で開いた「日中交流二千年 アジアをつなぐ美と精神」展。その成果などを語り合う記念シンポジ…

あふれる個性 特別支援学校作品展

色彩や造形にみずみずしい感性を表現した作品群 東京都内の特別支援学校に通う子どもたちの絵や版画などを展示した5部門作品展が2月2日~5日、池袋の東京芸術劇場で開かれている。 都教育委員会と都特別支援学校文化連盟が主催する総合文化祭の一つで、…

遺構も復興も 濃密だった東松島日帰りバスツアー

震災遺構の旧野蒜駅プラットホーム。津波は線路も曲げた 70人が避難して命拾いした、高さ約30メートルの私設避難所「佐藤山」 東京-仙台を日帰りで2月1日、宮城県東松島市の震災復興バスツアーに参加した。 東日本大震災の被災地の復興状況を自分の目で確…

迫力!等身大の兵馬俑 上野の森美術館

始皇帝の絶大な権力を示す等身大の兵馬俑が並ぶ会場 日中国交正常化50周年を記念した展覧会「兵馬俑(へいばよう)と古代中国-秦漢文明の遺産-」(東京新聞など主催、2月5日まで)を見に1月30日、東京都台東区の上野の森美術館へ出かけた。 閉幕が迫っ…

縄文遺跡群 世界遺産登録1周年でフォーラム

縄文遺跡群の世界遺産登録に携わった専門家が意見交換 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録1周年を記念する東京フォーラムが1月29日、東京・有楽町朝日ホールで開かれ、約700人が講演などに聴き入った。 北海道、青森県、秋田県、岩手県と遺跡の…

「東京都内の方形周溝墓」を学ぶ

日野市で発掘調査が進む平山遺跡の方形周溝墓 講演した東京都埋蔵文化財センターの相原正人氏 東京都埋蔵文化財センター(多摩市)の文化財講演会が1月21日に同センターであり、相原正人(まさひと)調査研究員が「都内の方形周溝墓」と題して話した。 考古…

3.11の復興地見学 不親切な参加受け付け

2月8日に予定していた3.11津波被災地・宮城県東松島の復興見学バスツアーが1日に早まった。 8日に東北新幹線を使って日帰りすることにして乗車券を買った翌々日、旅行会社の仙台支店から「8日は催行できないかもしれない」と電話がきた。悪い予感の一つ…

案ずるより… 最後の運転免許更新

脳出血とそれに起因する一時的な視覚異常で先行き不安にさいなまれていた運転免許の更新が1月18日、なんのつまずきもなく終わった。 75歳以上の人に新たに課せられた認知機能検査の結果通知書と高齢者講習の終了証明書、それに先日届いた「更新のお知らせは…

林家たい平で初笑い

今年の初笑いは1月15日、三鷹で林家たい平独演会。三鷹行きバスのダイヤが12月に改正されたのに気付かず、出発時刻がいつもより10分以上遅くなってヒヤヒヤしたが、日曜日のせいか乗客が少なく、停留所を次々通過。三鷹駅でのバス乗り継ぎも順調にいき、余…

映画「ひろしま」は日教組製作だった

1月14日、保谷こもれびホールで映画「ひろしま」を初めて見た。ワクワクして見に行く類ではなく、人間として見ておいた方がよいという部類の映画だ。新聞販売店がチケットを500円で販売する愛読者サービスを利用した。 上映会を主催する西東京シネマ倶楽部…