ニンジン間引き 初収穫

順調に育ったニンジンの間引き作業。間引き菜は家庭で食材に 9月13日の農業講座はホウレンソウとカブを作るための肥料まきからスタート。肥料はいずれも小さい粒状で2種類は共通、ホウレンソウの区画はアルカリ性を強める成分のものを追加した。 ホウレン…

「大黒様の像は宝珠を確かめて」 仏像講座

東京・港区の港七福神の一つ、大法寺の大黒天像。江戸時代の作とされる=2020年1月 にこやかな表情で富をもたらしてくれる神様の大黒天が、日本に入った時は怒りの形相だった―。こんなつかみで「大黒天講座」が始まった。 武蔵野大学の生涯学習講座「仏像を…

「社会と学術つなぐ博物館を」 加藤教授講演

地域博物館の具体像などを話す加藤幸治・武蔵野美大教授 西東京市の地域博物館を創(つく)ろう連合会と同市公民館共催の講演会が9月10日、保谷駅前公民館であり、「いまミュージアムをつくる―期待される役割と課題-」と題して、武蔵野美術大学教養文化・…

なんで?! コロナずくめの日

今日9月9日は新型コロナウイルスのワクチン接種予約日。夕方の指定時刻まで時間があり、スマホに電話の受信履歴が残っていた友人に電話した。 この友人は入社同期で定年退職も一緒、退職後は本社所在地の札幌でなく、私は東京、彼は横浜と青春時代を過ごし…

大根、白菜の種まく ブロッコリー定植

9月6日朝の農業講座。最初に西側の飛び地区画で晩生キャベツの苗とブロッコリー「アーサー」の苗を定植した。にわか雨に見舞われる。 1~3班の区画が連なる畑では、先週敷いた2うねのマルチシートのうち1うね2列に青首大根「福誉」、もう1うね2列は…

コロナ禍 郷土文化会が解散

東京都内や近県の博物館などの見学を中心に約15年間活動してきた西東京市郷土文化会(会員47人)が、このほど解散した。8月31日付の文書で通知した。 文書によると、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、博物館の団体見学や学芸員による説明の先行きが見…

新講座 四季の花を「八季」で楽しむ

1年を春夏秋冬の「四季」に分けるのではなく、「八季」ととらえて季節の花を楽しむ。そんな考え方を提唱する人の新講座が9月1日、東京都千代田区であった。 講座は大人の休日俱楽部趣味の会の主催。自治体の公園などの指定管理者でもある西武造園の協力を…

初めての畑作業 仲間意識も芽を出す

たるみのないようにマルチシートを張る。この前後にも多くの手間がある 西東京市谷戸公民館の「農業を知る講座」は8月30日、初めて畑での作業があった。 今年度の講座は週1回の予定で7月下旬に始まったが、最高気温が35度を超える猛暑が予想されたり、講…

毘沙門天 単体と四天王の2系統

仏教世界の北方を守護する毘沙門天=愛知県豊田市の香積寺(こうじゃくじ) 武蔵野大学の生涯学習講座「仏像を見る、考える」(全3回)が8月29日、三鷹市の三鷹サテライト教室で始まった。 講師は日本中世宗教史が専門の同大教養教育リサーチセンター研究…

叔父の告別式 奥さんのお別れの言葉に泣く

敬愛する叔父が荼毘(だび)に付された馬込斎場=千葉県船橋市 叔父の葬儀2日目の8月26日は午前11時45分から告別式。衣服や持ち物、電車の乗り継ぎが前日と同じなので、千葉県八千代市の葬儀場まで2時間の道のりにも多少の余裕が持てた。 僧侶が読経する…

目標大学を決定づけた叔父が死去

「心の兄貴」だった叔父の葬儀会場=千葉県八千代市 脳出血の予後通院の翌日8月25日は午後6時から叔父の通夜。翌26日は午前11時45分から告別式と初七日の繰り上げ法要が千葉県八千代市で営まれた。 叔父は私の10歳年上で享年84。彼が大学生の時、東京・大…

病後の免許更新 険しい道のり

怒涛(どとう)の3日間だった。その日の出来事をその日に記録する気力が全く湧かないほど、他者に押し流された。 始まりの8月24日は武蔵野赤十字病院の予約診療日。脳出血による入退院から2度目の通院だ。前回の診療で積み残していた眼科の検査が午前10時…

脳出血 退院はしたけれど 運転許可持ち越し

脳出血で退院して2週間後の8月10日、武蔵野赤十字病院の脳神経外科で受診した。退院時に次の来院日時が予約されており(病院側が決めた)、指定の午後1時にうまく間に合った。 診察の前に採血とCT撮影があったが、CTを待つのに小一時間かかった。途中…

猛暑 畑作業も自粛です 農業講座

長さを測る「しゃくり棒」の使い方を実演する保谷さん(右) 8月9日の東京は最高気温が35度を超える猛暑日が14日目となり過去最多に。西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は、この日、座学だったが、次週の畑作業は早々に中止と決めた。 先週も猛…

視覚障害 脳の皮質下から出血 入院記録

生命維持や体調管理の入り口となっている右手首 退院日の朝食。食べたかったヨーグルトが付いた 武蔵野赤十字病院(武蔵野市)の脳卒中センターに7月20日午後から29日午前まで10日間入院した。病名は脳卒中のうちの脳出血で、厳密にいうと「右皮質下出血」だ…

「見え方が変」 眼科でわかった脳卒中

7月20日、朝起きて廊下に出、居間の方を見ると、食卓に着いているはずの妻の姿がない。妻は明るい外の光を背に座っているから、遅く起きる僕にはいつも逆光で見にくいのだが、この時はシルエットさえとらえられず、透明人間であるかのように透けていた。 少…

ウクライナのヒマワリ 名画でよみがえる

ウクライナで撮影されたヒマワリ畑の花がそのままタイトルになっていることに突き動かされ、7月16日、三鷹市でイタリア映画「ひまわり」を見た。 落語会や演劇などの公演を企画運営する団体が「名画世界旅行」と銘打った上映会の初回。私が社会人デビューし…

コロナ禍 西東京市郷土文化会15年の活動に幕

神奈川県立 生命の星・地球博物館(小田原市)を訪れた会員たち=2019年10月 郷土史の学習などを目的とする市民活動団体の西東京市郷土文化会(会員47人)が、新型コロナウイルスの感染終息の見通しが立たないことから、15年余りの歴史に幕を下ろす。7月12日…

奄美・沖縄 世界自然遺産1年 「保全と利用」シンポジウム

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)が世界自然遺産に登録されて1年になるのを記念するシンポジウム「豊かな自然をつなぐ」が7月7日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれ、約200人が参加した。 第1部ではシンガーソング…

ネットで見られる「保谷民博」資料2万点 飯田教授が博物館建設にエール

「保谷民博」から受け継いだ民俗資料について話す国立民族学博物館の飯田教授 画像で収められた「保谷民博」の民俗資料 国立民族学博物館(大阪府吹田市、民博)の飯田卓教授は7月3日、西東京市柳沢公民館で開かれた講演会で、旧保谷市にあった民間の民族…

聴かせてもらった70分「九州吹き戻し」 談春独演会

立川談春独演会が7月2日、三鷹市公会堂であった。談志門下だから、けんかを売るのが好きみたい。 1席目は「平和の噺(はなし)」と前置きして『棒鱈(ぼうだら)』に入ったが、それまでは新型コロナでマスク着用やワクチン接種に不要論と聞こえるきわどい…

北村一輝が太宰3作品を朗読 水差しカラに

太宰治ゆかりの地で作品を俳優が朗読する「太宰を聴く」会が7月1日、三鷹市芸術文化センターであった。 21回目の今年の読み手は北村一輝(かずき)。目の前に立たれると、最近テレビで見た役柄と違い、貫禄を感じさせる。大柄に見えたが、身長は私と同じ。…

西東京市芝久保町に「緑」をたどる

都市農業を営々と続ける大谷さんの畑を見学させてもらう参加者 NPO法人と自治会が協力して花の手入れをしている「けやき台公園」 西東京市など主催の「みどりの散策路を歩こう」は6月22日、16人が参加し、「芝久保町のみどりを訪ねるコース」であった。 芝…

東京・文京区 白山神社 アジサイ見ごろ

白山神社本殿前の参道脇で咲き誇るアジサイ 富士塚のふもとのアジサイにもカメラが向けられる 東京・文京区で「白山・小石川 紫陽花(あじさい)めぐり」をするという新聞社系のツアーが6月14日にあった。 梅雨寒が戻り、午後から雨の予報も出ているなか、集…

事業系一般ごみ処理手数料 13%上げへ

西東京市の事業系一般廃棄物の処理手数料が来年1月1日から引き上げられる見通しだ。市議会の建設環境委員会が6月10日、条例の一部改正案を全会一致で可決した。本会議でも可決が確実とみられる。 産業廃棄物以外の一般廃棄物は、市が許可した業者の収集運…

別々の演目で「軽薄な人まね」 白酒・兼好二人会

終演後に貼りだされた白酒・兼好二人会の演目 桃月庵白酒・三遊亭兼好二人会が6月11日、三鷹市であった。昼夜2回公演で、夜の部の演目は白酒が「風呂敷」と「青葉」、兼好が「藁(わら)人形」と「新聞記事」だった。 前から3列目のほぼ真ん中とこれまで…

ハナショウブ見ごろ 東村山・北山公園

見ごろを迎えた東村山市北山公園のハナショウブ 東村山市の北山公園菖蒲苑(しょうぶえん)で、ハナショウブが見ごろを迎えた。 新型コロナの感染状況が落ち着き3年ぶりに「東村山菖蒲まつり」が開催されており、梅雨寒が一服した6月9日、「コロナ前のま…

<西東京市議会> 子育て世帯「1人5万円給付」可決

第2回定例会は6月3日開会し、会期を21日までの19日間と決めた。 上程された議案17件のうち、同日の本会議で、保谷こもれびホールの電気設備を更新する工事請負契約の締結に同意したほか、ひとり親など低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を支給す…

保谷こもれびホール 来年2月休館

音楽や演劇など多目的なホールとして使われている西東京市保谷こもれびホールが、来年2月中~下旬、電気設備工事のため全館休館する。 6月3日に開会した第2回定例市議会に提案された工事請負契約の締結をめぐる質疑で市が明らかにした。 工事請負契約は…

今年度1回目「みどりの散策路」を歩いた

都道234号の横断歩道橋から南に延びる道路を望む 住宅地に憩いをもたらす「たけのこ公園」。管理に難しさも 自分のまちを知ってもらい健康づくりにも―と西東京市が行っている「みどりの散策路めぐり」の今年度1回目が5月25日にあった。 「新しい道と懐かし…