2022-01-01から1年間の記事一覧
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)が世界自然遺産に登録されて1年になるのを記念するシンポジウム「豊かな自然をつなぐ」が7月7日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで開かれ、約200人が参加した。 第1部ではシンガーソング…
「保谷民博」から受け継いだ民俗資料について話す国立民族学博物館の飯田教授 画像で収められた「保谷民博」の民俗資料 国立民族学博物館(大阪府吹田市、民博)の飯田卓教授は7月3日、西東京市柳沢公民館で開かれた講演会で、旧保谷市にあった民間の民族…
立川談春独演会が7月2日、三鷹市公会堂であった。談志門下だから、けんかを売るのが好きみたい。 1席目は「平和の噺(はなし)」と前置きして『棒鱈(ぼうだら)』に入ったが、それまでは新型コロナでマスク着用やワクチン接種に不要論と聞こえるきわどい…
太宰治ゆかりの地で作品を俳優が朗読する「太宰を聴く」会が7月1日、三鷹市芸術文化センターであった。 21回目の今年の読み手は北村一輝(かずき)。目の前に立たれると、最近テレビで見た役柄と違い、貫禄を感じさせる。大柄に見えたが、身長は私と同じ。…
都市農業を営々と続ける大谷さんの畑を見学させてもらう参加者 NPO法人と自治会が協力して花の手入れをしている「けやき台公園」 西東京市など主催の「みどりの散策路を歩こう」は6月22日、16人が参加し、「芝久保町のみどりを訪ねるコース」であった。 芝…
白山神社本殿前の参道脇で咲き誇るアジサイ 富士塚のふもとのアジサイにもカメラが向けられる 東京・文京区で「白山・小石川 紫陽花(あじさい)めぐり」をするという新聞社系のツアーが6月14日にあった。 梅雨寒が戻り、午後から雨の予報も出ているなか、集…
西東京市の事業系一般廃棄物の処理手数料が来年1月1日から引き上げられる見通しだ。市議会の建設環境委員会が6月10日、条例の一部改正案を全会一致で可決した。本会議でも可決が確実とみられる。 産業廃棄物以外の一般廃棄物は、市が許可した業者の収集運…
終演後に貼りだされた白酒・兼好二人会の演目 桃月庵白酒・三遊亭兼好二人会が6月11日、三鷹市であった。昼夜2回公演で、夜の部の演目は白酒が「風呂敷」と「青葉」、兼好が「藁(わら)人形」と「新聞記事」だった。 前から3列目のほぼ真ん中とこれまで…
見ごろを迎えた東村山市北山公園のハナショウブ 東村山市の北山公園菖蒲苑(しょうぶえん)で、ハナショウブが見ごろを迎えた。 新型コロナの感染状況が落ち着き3年ぶりに「東村山菖蒲まつり」が開催されており、梅雨寒が一服した6月9日、「コロナ前のま…
第2回定例会は6月3日開会し、会期を21日までの19日間と決めた。 上程された議案17件のうち、同日の本会議で、保谷こもれびホールの電気設備を更新する工事請負契約の締結に同意したほか、ひとり親など低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を支給す…
音楽や演劇など多目的なホールとして使われている西東京市保谷こもれびホールが、来年2月中~下旬、電気設備工事のため全館休館する。 6月3日に開会した第2回定例市議会に提案された工事請負契約の締結をめぐる質疑で市が明らかにした。 工事請負契約は…
都道234号の横断歩道橋から南に延びる道路を望む 住宅地に憩いをもたらす「たけのこ公園」。管理に難しさも 自分のまちを知ってもらい健康づくりにも―と西東京市が行っている「みどりの散策路めぐり」の今年度1回目が5月25日にあった。 「新しい道と懐かし…
「神奈川沖浪裏」を撮影する入館者 江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)の優れた作品を多数所蔵する大英博物館から借り受け、北斎が還暦の60歳から亡くなる90歳までの晩年に焦点を当てたという展覧会「大英博物館 北斎-国内の肉筆画の名品とと…
日本最大級の公募展とされる第96回国展の展示会場 友人が出展した油彩「ばあちゃんがいた正月」 5月15日、東京・六本木の国立新美術館に国展を見に行った。友人から「絵を出展している」と招待状をもらったからだ。 同展は第96回ということだが、見たことは…
トキワ荘を復元、ゆかりの地の拠点となるマンガミュージアム 似顔絵とサインの銅板で飾った記念碑「トキワ荘のヒーローたち」 トキワ荘通りお休み処の2階に再現された寺田ヒロオの部屋 手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄など、少年の私を漫画…
春風亭一之輔独演会の中入りの会場 春風亭一之輔独演会が5月8日、三鷹市公会堂であった。演目は前半が「浮世床(うきよどこ)」と「妾馬(めかうま)」、後半が「たちきり」。 「たちきり」は題も知らず初めて聴いた。金遣いが荒く遊び人の若だんなが蔵に…
見ごろはこれから。遅咲きの品種ヨウキヒ(楊貴妃) 枝張り20メートルと関東屈指の大きさを誇るオオシマザクラ(大島桜)は葉桜に 季節外れの暖かさが続く4月11日午後、東京都内の桜の名所、都立小金井公園(小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市)へバイ…
色や凹凸が忠実に再現された「飛鳥美人」の複製陶板にタッチ 定員の5倍の応募があったシンポジウムの会場 高松塚古墳壁画(国宝)の発見50周年を記念するシンポジウム「高松塚が目覚めた日-極彩色壁画の発見」(文化庁など主催)が3月20日、東京・有楽町朝…
空也上人立像について解説があった特別講座=3月18日、東京国立博物館 東京・上野の東京国立博物館で開催中の特別展「空也上人と六波羅蜜寺」を鑑賞するための特別講座「空也の寺と運慶のアトリエ」が3月18日、同博物館であり、170人が参加した。 講師は仏像…
終演後に貼りだされた柳家権太楼独演会の演目 落語家は自分のコロナの災禍も笑いのネタにしてしまう。柳家権太楼さんは1月20日、少し熱っぽかったので寄席の千秋楽を休み、PCR検査を受けたところ、陽性の結果が出た。奥さんは濃厚接触者となる。保健所との…
終演後に張り出された花緑さん直筆の演目一覧表 柳家花緑の高座を初めて見た。3月12日、三鷹市芸術文化センターで開かれた柳家花緑独演会の昼の部。落語会で昼の部と夜の部があると、経験的にはチケットは昼の方の売れ行きが速いようだ。それがなぜかを考え…
火災で焼損した奈良・法隆寺の金堂壁画を保存する収蔵庫の一般公開について、人数や滞在時間、空調設備の設置など一定の条件を整えればできる見通しが一歩前進した。金堂壁画保存活用委員会の小椋大輔・保存環境ワーキンググループ座長が2月26日、昨年限定…
アイヌの伝統楽器ムックリを演奏する宇佐さん あいさつや身に着けているものをアイヌの言葉で教える宇佐さん 西東京市図書館講座の一つとして初のアイヌ文化を知る講座が3月5日、柳沢公民館で開かれ、親子2組を含め13人が民族楽器の演奏を体験した。 はじ…
暖かい日差しの下で花見を楽しむ人たち 梅園頂上部の見晴台の下に広がる花盛りの木々と池上の市街地 東京の梅の名所、大田区の池上梅園で3月3日、区の花でもある梅の花が見ごろとなった。公園スタッフによると、2月の寒さで例年よりも10日ほど開花が遅れ…
アスベスト対策で解体が9月まで延びた西東京市民会館 解体工事中の西東京市民会館で見つかったアスベストの処理で、新たに約3千万円をかける工事請負契約の変更が、今年第1回定例会初日の2月25日に賛成多数で同意された。 これにより工法が変更され、工期…
2月11日、春風亭昇太独演会を聴きに三鷹へ行った。神田伯山に続く1カ月に2度の演芸通いは普段ならぜいたくだが、新型コロナによる巣ごもりに飽き飽きして外出機会を作った。 昇太さんが日本テレビ系の演芸番組「笑点」の司会者であることは知っているが、…
神田伯山独演会が2月6日、三鷹市公会堂であり、人気講談師を初めて生で見た。往復はがきで申し込み、抽選でチケットが取れた。各地の独演会のチラシで「講談界の風雲児」「最もチケットが取れない講談師」とうたわれることが多く、今回のものには「講談の…
吾妻橋をくぐる直前、アサヒビールの金のオブジェに東京スカイツリーが乗る 神田川を上る。護岸の上は旧万世橋駅、前方は昌平橋 日本橋川の上流側から日本橋を見上げる。上は首都高速道路 水上バスから小型船に乗り継ぎ、川から江戸・東京の歴史をたどる「水…
コロナ禍で生活が苦しい住民税非課税世帯などに臨時特別給付金10万円を支給することと、5~11歳を対象としたワクチン接種の開始、65歳以上の高齢者への3回目のワクチン接種の前倒しを盛り込んだ市の一般会計補正予算案が、1月19日に開かれた臨時会で可決…
「親鸞と近代」について講演する碧海寿広氏=武蔵野大学(西東京市) 浄土真宗の宗祖・親鸞はなぜ日本人に人気なのか。1月9日、武蔵野大学が聴講無料で開いている日曜講演会で、碧海寿広(おおみとしひろ)教養教育部准教授が「親鸞と近代」と題して話した…