2022-01-01から1年間の記事一覧

妙法寺から大宮八幡へ 東京・杉並区を歩く

蚕糸の森公園。大滝の前でスズカケノキを見上げる 妙法寺の書院前の鉄門は国の重要文化財 毎日新聞旅行(まいたび)のツアーに初めて参加し、10月15日にJR中央線中野駅から京王井の頭線西永福駅まで約5キロを歩いた。 専門講師が同行して解説するというテー…

秋たけなわの花や実は? 造園家が解説

大人の休日俱楽部趣味の会主催の「季節の花と庭園を楽しむ講座」が10月13日、東京都内であった。 講師は、1年を8つの季節に分ける「八季」の考え方を提唱する造園指導者の河原康雄さん。「この時期の花や実」のタイトルをつけたコピーの写真集を1枚ずつ丁…

枝豆収穫 1人4株 農業講座

農業を知る講座は10月11日、枝豆の2度目の収穫作業があり、全ての株を引き抜いた。 1週前の収穫は1人2株の割り当てだったが、私の班は7人が4株、1人が不足分をかぶって3株となった。枝分けして公平を図った班もあったようだ。 家に持ち帰り、根気強…

初期の弁財天 腕は8本 講座最終回

東京・港七福神の一つ、宝珠院の弁財天像。徳川家康の念持仏とされる 弁財天と聞けば、七福神の一人で、金銭にご利益がありそうという程度の知識しかなかったが、また興味深い話を聞くことができた。 「仏像を見る、考える」と題した武蔵野大学の生涯学習講…

実りの秋実感 農業講座 初収穫は枝豆

食べごろの枝豆が鈴なり。帽子の下で笑顔がこぼれた 農業を知る講座は10月4日から畑の集合時間が30分遅い午前9時になった。作業の終わりごろに枝豆の一部を収穫した。実りの秋がやってきた。 作業はダイコンと白菜の寒冷紗(かんれいしゃ)を外し、それぞ…

敬愛する叔父の納骨式 芝生墓地に眠る

広い芝生墓地で納骨式。不似合いなクレーンは必需品=千葉県八千代市営霊園 子どものときから大好きだった叔父(享年84)の四十九日法要と納骨式が10月2日、叔父の住んだ千葉県八千代市であった。「長い旅を終えて釈迦の世界に迎え入れられる」(曹洞宗の導…

種まき、苗植え全て終わる 作物は12種類

種まきの最後は春菊。4粒ずつ丁寧にまいていく受講生たち 7月下旬から始まった西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は9月27日、住吉町の畑でカブ、芽キャベツ、小松菜の種をまき、講座用区画のすべてが12種類の野菜で埋まった。 5つ穴のマルチシ…

マスク拒否男と大ネタ「子別れ」と 権太楼独演会

柳家権太楼独演会が9月25日、三鷹市芸術文化センターであった。笑いに行ったはずが、そうはならなかった。 午後2時の開演数分前、目の前で主催者側の見慣れた担当者が、客席の男性になにかを懇願している。その客席は私の前の左隣。マスクの着用を求め、土…

すがすがしい涙 乾く暇なし インド映画

9月24日、インド映画「きっと、うまくいく」を三鷹で見た。 インドの風景を映像でいいから見てみたい気持ちと、「歌やダンスのシーンが底抜けに楽しく、観(み)る人の心を明るくする力を持った快作」というチラシに誘われてのことだ。 最近は、事件と人の…

風雨やむ間にホウレンソウ種まき

9月20日の農業講座は、過去最強クラスの台風14号の動きにヤキモキしながらも、風雨のないのを見て予定通り朝の畑作業を決行。 この日は先生が不在という事情もあり、作業は先週敷いた5穴のマルチシートにホウレンソウ「ミラージュ」の種をまくだけ。 とは…

仏教の女性観 武蔵野大で公開講座

「女性と仏教」の研究の展開を話す岩田真美准教授 「仏教の女性観-浄土真宗を中心に―」と題する公開講座が9月3日、武蔵野大学武蔵野キャンパス(西東京市)であった。 講師は岩田真美(まみ)龍谷大学文学部准教授。武蔵野大学仏教文化研究所が主催し、語…

白いヒガンバナ満開 千葉・柏 農業公園

農業公園本館前の花壇で白いヒガンバナが満開 開花が始まったヒガンバナ。見ごろの期間は短いという 季節の花と庭園を楽しむ講座(大人の休日倶楽部趣味の会主催)の野外講座が9月15日、千葉県柏市のあけぼの山農業公園であった。 西東京市の自宅から西武池…

ニンジン間引き 初収穫

順調に育ったニンジンの間引き作業。間引き菜は家庭で食材に 9月13日の農業講座はホウレンソウとカブを作るための肥料まきからスタート。肥料はいずれも小さい粒状で2種類は共通、ホウレンソウの区画はアルカリ性を強める成分のものを追加した。 ホウレン…

「大黒様の像は宝珠を確かめて」 仏像講座

東京・港区の港七福神の一つ、大法寺の大黒天像。江戸時代の作とされる=2020年1月 にこやかな表情で富をもたらしてくれる神様の大黒天が、日本に入った時は怒りの形相だった―。こんなつかみで「大黒天講座」が始まった。 武蔵野大学の生涯学習講座「仏像を…

「社会と学術つなぐ博物館を」 加藤教授講演

地域博物館の具体像などを話す加藤幸治・武蔵野美大教授 西東京市の地域博物館を創(つく)ろう連合会と同市公民館共催の講演会が9月10日、保谷駅前公民館であり、「いまミュージアムをつくる―期待される役割と課題-」と題して、武蔵野美術大学教養文化・…

なんで?! コロナずくめの日

今日9月9日は新型コロナウイルスのワクチン接種予約日。夕方の指定時刻まで時間があり、スマホに電話の受信履歴が残っていた友人に電話した。 この友人は入社同期で定年退職も一緒、退職後は本社所在地の札幌でなく、私は東京、彼は横浜と青春時代を過ごし…

大根、白菜の種まく ブロッコリー定植

9月6日朝の農業講座。最初に西側の飛び地区画で晩生キャベツの苗とブロッコリー「アーサー」の苗を定植した。にわか雨に見舞われる。 1~3班の区画が連なる畑では、先週敷いた2うねのマルチシートのうち1うね2列に青首大根「福誉」、もう1うね2列は…

コロナ禍 郷土文化会が解散

東京都内や近県の博物館などの見学を中心に約15年間活動してきた西東京市郷土文化会(会員47人)が、このほど解散した。8月31日付の文書で通知した。 文書によると、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、博物館の団体見学や学芸員による説明の先行きが見…

新講座 四季の花を「八季」で楽しむ

1年を春夏秋冬の「四季」に分けるのではなく、「八季」ととらえて季節の花を楽しむ。そんな考え方を提唱する人の新講座が9月1日、東京都千代田区であった。 講座は大人の休日俱楽部趣味の会の主催。自治体の公園などの指定管理者でもある西武造園の協力を…

初めての畑作業 仲間意識も芽を出す

たるみのないようにマルチシートを張る。この前後にも多くの手間がある 西東京市谷戸公民館の「農業を知る講座」は8月30日、初めて畑での作業があった。 今年度の講座は週1回の予定で7月下旬に始まったが、最高気温が35度を超える猛暑が予想されたり、講…

毘沙門天 単体と四天王の2系統

仏教世界の北方を守護する毘沙門天=愛知県豊田市の香積寺(こうじゃくじ) 武蔵野大学の生涯学習講座「仏像を見る、考える」(全3回)が8月29日、三鷹市の三鷹サテライト教室で始まった。 講師は日本中世宗教史が専門の同大教養教育リサーチセンター研究…

叔父の告別式 奥さんのお別れの言葉に泣く

敬愛する叔父が荼毘(だび)に付された馬込斎場=千葉県船橋市 叔父の葬儀2日目の8月26日は午前11時45分から告別式。衣服や持ち物、電車の乗り継ぎが前日と同じなので、千葉県八千代市の葬儀場まで2時間の道のりにも多少の余裕が持てた。 僧侶が読経する…

目標大学を決定づけた叔父が死去

「心の兄貴」だった叔父の葬儀会場=千葉県八千代市 脳出血の予後通院の翌日8月25日は午後6時から叔父の通夜。翌26日は午前11時45分から告別式と初七日の繰り上げ法要が千葉県八千代市で営まれた。 叔父は私の10歳年上で享年84。彼が大学生の時、東京・大…

病後の免許更新 険しい道のり

怒涛(どとう)の3日間だった。その日の出来事をその日に記録する気力が全く湧かないほど、他者に押し流された。 始まりの8月24日は武蔵野赤十字病院の予約診療日。脳出血による入退院から2度目の通院だ。前回の診療で積み残していた眼科の検査が午前10時…

脳出血 退院はしたけれど 運転許可持ち越し

脳出血で退院して2週間後の8月10日、武蔵野赤十字病院の脳神経外科で受診した。退院時に次の来院日時が予約されており(病院側が決めた)、指定の午後1時にうまく間に合った。 診察の前に採血とCT撮影があったが、CTを待つのに小一時間かかった。途中…

猛暑 畑作業も自粛です 農業講座

長さを測る「しゃくり棒」の使い方を実演する保谷さん(右) 8月9日の東京は最高気温が35度を超える猛暑日が14日目となり過去最多に。西東京市谷戸公民館主催の「農業を知る講座」は、この日、座学だったが、次週の畑作業は早々に中止と決めた。 先週も猛…

視覚障害 脳の皮質下から出血 入院記録

生命維持や体調管理の入り口となっている右手首 退院日の朝食。食べたかったヨーグルトが付いた 武蔵野赤十字病院(武蔵野市)の脳卒中センターに7月20日午後から29日午前まで10日間入院した。病名は脳卒中のうちの脳出血で、厳密にいうと「右皮質下出血」だ…

「見え方が変」 眼科でわかった脳卒中

7月20日、朝起きて廊下に出、居間の方を見ると、食卓に着いているはずの妻の姿がない。妻は明るい外の光を背に座っているから、遅く起きる僕にはいつも逆光で見にくいのだが、この時はシルエットさえとらえられず、透明人間であるかのように透けていた。 少…

ウクライナのヒマワリ 名画でよみがえる

ウクライナで撮影されたヒマワリ畑の花がそのままタイトルになっていることに突き動かされ、7月16日、三鷹市でイタリア映画「ひまわり」を見た。 落語会や演劇などの公演を企画運営する団体が「名画世界旅行」と銘打った上映会の初回。私が社会人デビューし…

コロナ禍 西東京市郷土文化会15年の活動に幕

神奈川県立 生命の星・地球博物館(小田原市)を訪れた会員たち=2019年10月 郷土史の学習などを目的とする市民活動団体の西東京市郷土文化会(会員47人)が、新型コロナウイルスの感染終息の見通しが立たないことから、15年余りの歴史に幕を下ろす。7月12日…